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二交替勤務とは:三交替とのシフトの違いを回復日で比べる

二交替勤務は1日を2つの時間帯に、三交替勤務は3つの時間帯に分けて24時間を埋めます。 二交替は日勤と夜勤の2枚。三交替は日勤、準夜勤、深夜勤の3枚です。24時間を2枚で割れば1枚12時間、3枚なら8時間。ここまでは割り算の通りです。面白いのはこの先で、代表的なパターンを計算すると、週平均の労働時間はどれも42時間になります。それでも生活は別物です。差を決めるのは休みの総数ではなく、夜勤の直後に来る休みの数です。

私たちはシフト表(勤務表)をカレンダーに取り込むアプリ、Lumicalを作っています。その点を踏まえて読んでください。以下はすべて、無料のシフトパターン可視化ツールで確認できるカレンダー計算です。

二交替勤務とは

1日を日勤と夜勤の2枠に分ける形です。二交代と書く職場もあります。連続操業の現場では1枠12時間が典型で、海外の代表例が4勤4休です。12時間勤務を4回続けて、4日休む。8日間に48時間なので、週平均は42時間になります。

二交替の強みは日数です。8日のうち勤務は4日だけ。出勤の回数が少ないぶん通勤も少なく、4連休が8日ごとに必ず来ます。引き換えに、勤務日は12時間の勤務と通勤と睡眠でほぼ埋まります。勤務日に自分の時間はない、と考えたほうが実態に近いです。

三交替勤務のシフトはどう回るか

1日を8時間の3枠に分けます。日本では日勤、準夜勤、深夜勤と呼ぶことが多く、海外のシフト表では朝勤、スイング、夜勤という並びになります。よく知られた組み方を2つ挙げます。

  • Continentalは8日周期です。朝勤2回、スイング2回、夜勤2回、休み2日。同じ時間帯には2日までしか入らない、回転の速い設計です。8時間×6回で8日間に48時間、週平均はやはり42時間になります。
  • Southern Swingは28日周期です。日勤を7回、休み2日、スイングを7回、休み2日、夜勤を7回、そして休み3日。時間帯は1週間ごとに切り替わります。8時間×21回で28日間に168時間、これも週平均42時間です。

つまり4勤4休、Continental、Southern Swingは、労働時間で比べると引き分けです。違いはその外側にあります。

二交替と三交替の違い:数字で比べる

まず言葉をひとつ。回復日とは、夜勤明けの最初の休みの日のことです。朝に帰宅して大半を寝て過ごすので、使える休みには数えません。この定義で3つのパターンを1周期ぶん並べます。

パターン周期1回の勤務周期内の夜勤周期内の休みうち回復日
4勤4休(夜勤の班)8日12時間4回4日1日
Continental8日8時間2回2日1日
Southern Swing28日8時間7回7日1日

回復日を引いた「使える休み」で見ると、順位がはっきりします。4勤4休の夜勤の班は8日ごとに3日。日勤の班なら夜勤がないので、4日まるごと使えます。Southern Swingは28日で6日、週になおすと1.5日です。Continentalは8日ごとに1日しか残りません。唯一の2連休が必ず夜勤2回の直後に来るので、休みの初日はいつも回復日になるからです。

Continentalには、周期から直接導ける性質がもうひとつあります。土曜が空くときは、その前に必ず金曜の夜勤がある。だから土日のどちらにも勤務がかからない完全な土日休みは、どの班でも、どの年でも0回です。4勤4休やSouthern Swingの土日休みが今年何回になるかは、上でリンクした年ごとのカレンダーページが実際の日付で数えています。

どちらが楽かは回復日の数で決まる

1回12時間はきつい勤務です。ただし終われば長い休みが来ます。1回8時間は短くて済みますが、Continentalでは2日ごとに時間帯が切り替わり、Southern Swingでは週の頭ごとに体内時計を作り直します。この部分をどう感じるかは人によります。

それでも数字で言えることがひとつあります。紙の上の休みと使える休みの差は、休みが夜勤のどちら側に置かれているかで決まる、ということです。休みのブロックが夜勤の直後にしか来ない組み方では、休みの初日がいつも眠りに消えます。シフト表の休みの数だけで二交替と三交替を比べると、この差が見えません。

曜日についても一言。8日周期の4勤4休とContinentalは、1周ごとに曜日が1日ずつ後ろにずれるので、特定の班だけが悪い曜日に固定されることはありません。Southern Swingの28日は週の倍数なので、班の曜日は1年間固定です。週末が当たる班と外れる班がはっきり分かれます。

なお、深夜勤務の手当や勤務間の休息の決まりは、国や会社、契約によって違います。この記事が扱うのはカレンダー計算だけです。条件は就業規則と契約書で確認してください。

シフト表からカレンダーへ

三交替のシフト表には、日勤、準夜勤、深夜勤の記号が1か月分並びます。手でスマホのカレンダーに入れるとき、いちばん壊れやすいのが深夜勤です。日をまたぐ勤務は、終わりの時刻が同じ日の朝として入ってしまったり、日付ごとずれたりします。Lumicalはシフト表の写真からすべての勤務を読み取り、日をまたぐ勤務も実際に過ごす通りの日付に入れます。保存する前に、読み取った内容はすべて確認できます。まず自分の組み方を眺めたいなら、可視化ツールがどのパターンでも1年分を描きます。


二交替でも三交替でも、シフト表が紙のままなら、App StoreでLumicalを入手して、写真1枚で1か月分をカレンダーに入れてください。